広島県民にとってのカープとは? スポーツ観戦による部所内交流のススメ!
広島県民にとってのカープとは?
広島東洋カープは、広島県民にとっては特別な存在です。
戦後復興の象徴であるとか、市民球団としての親しみとか理由はたくさんありますが、そういった難しいことを抜きにしても、カープは特別だなと日々感じさせられることがあります。
例えば、福岡や神奈川で「福岡はどうですか?」、「横浜はどうですか?」などと質問すると、天気、景気、野球やサッカーなど、人によってまちまちな答えが返ってくると思います。
でも、広島で「広島はどうですか?」と聞けば、まず間違いなくカープの話題になるでしょう。それほどカープは、広島県民にとって特別な存在なのです。
そんな状況ですので、「カープ観戦にみんなで行こう!」と声をかければ、バーベキューや花火大会などのイベントには参加しない人でも参加してくれます。事務所内の交流機会としてもカープの存在は役立ちます。
今回は、私たち広島事務所のメンバーでカープの試合を観戦した時の様子を紹介します。
自由席では“有志”が席取り!
現在、マツダZOOMZOOMスタジアムは凄い人気で、指定席は入手困難な状況です。そのため、自由席での観戦になることが多く、有志の社員やスタッフが席取りをしてくれます。
18時の終業と同時に、参加者は一斉にマツダスタジアムに向かいます。
早く行かないと、席を取りそこなった人達からのブーイングが凄く、席取り組がとても居心地悪くなるからです。
場所とりの位置は、写メなどで連絡を取り合います。
誰でも楽しめる“ボールパーク!”
TVなどでも幾度となく取り上げられていますので、ご存じの方も多いと思いますが、マツダZOOMZOOMスタジアムはメジャーリーグのボールパークをお手本にして作られています。
自由席チケットでもスタジアムを一周ぐるりと回ることが出来ますし、雪遊びが出来る施設(期間限定)、子供が遊べる巨大カープ坊やバーベキュー席、ネソベリア(寝そべって野球観戦することができるシート)など、バラエティに富んだ内容を持つ施設です。
球場内の飲食店には一般のお店が多数入っており、野球に興味のない子どもも楽しめる、本当に“ボールパーク”という呼称がしっくりくるスタジアムです。
試合の結果は・・?
スタジアムに到着し、いよいよ観戦です。仕事を終えた人から合流し、今回の観戦では最終的に30名ほどが参加しました。
昨年、鈴木誠也選手の“神ってる”ホームランが出たオリックス戦の第1戦を観戦しました。
今年はどうなるのか、期待は高まります。広島ジョンソン投手、中日バルデス投手の先発で始まりました。
試合が始まる緊張感の中、SRC広島事務所の面々はそれぞれうどんやお弁当を食べ始めます。
この時点で、すでに3杯目のビールを飲んでいる人もいるほど、観戦しているメンバーはリラックスムード・・。
試合は、1回、2回と中日が1点ずつをとり、2-0とリードされます。
広島は2回裏、エルドレッド選手の3ランホームランで逆転します。
しかし4回、中日にホームランを打たれてあえなく同点とされました。
その間も、SRCメンバーは各自好きなものを買っては食べていました。
6回に鈴木誠也選手が勝ち越しの適時打を放つと、7回にもカープが3点を追加して勝利しました。
みんなでおいしいものを食べて、飲んで、カープの話をすれば、それだけで盛り上がれます。
カープはそういう存在なのです。
今年も、事務所のみんなと見に行った試合は勝ちました。本当に、楽しい時間をみんなと共有することができました。
最後に
野球に限らず、サッカー、バスケットなどの観戦は、他のイベントと違い事前の準備等にあまり手がかかりません。
しかも、みんなで同じスポーツを応援することで、年代、性別を問わず盛り上がれますし、話も弾みます。
広島事務所では、今後も年に1回は事務所での野球観戦を続けて行くつもりです。
みなさんも、部所内レクリエーションとしてスポーツ観戦をしてみたらいかがでしょうか。
この記事を書いた人
原田 一臣広島事務所
特に強い分野はないが、全ての分野にちょいちょい首を突っ込んでいる。 社歴の長さだけで管理職をしている。専門統計調査士。