データ分析ができるようになるために必要なこととは⁉

2019.11.07

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統計のおはなし

こんにちは、ライターの田原です。
リサーチャーのお仕事はデータを収集するだけではなく、データ分析も含まれます。
最近はデータ分析だけのお仕事も増えてきており、リサーチャーの仕事の守備範囲が広くなっていっているのを実感しています。
僕は学生時代からデータ分析をやってきたこともあり、データ分析のお仕事を良く引き受けるのですが、クライアントや同僚から

 「勉強はしているんだけど、データ分析ができるようにならない」
「資格は取ってみたけど、データ分析ができない」

 といった相談を受けることがあります。

 今回はデータ分析ができるようになるには何が必要かという点を僕個人の観点から1例として紹介します。

自分のRQ(リサーチクエスチョン)に沿った分析をしてみる

資格試験の勉強や統計関連の書籍を読むことはすごく大事ですが、僕個人としては途中で何度か心が折れそうになりました。
実際にデータを触って分析できる専門書等もあるのですが、そのサンプルデータが必ずしも自分の関心と一致しているとは限りません。
やっぱり関心があるテーマを分析することはかなりモチベーションが上がるので、おすすめです。

ただ、データ分析を行うためには、「データ」と「分析ソフト」の2つが必要です。
昔はデータの入手は弊社のようなリサーチ会社に頼まないと手に入らないことが多く、また、分析ソフトも高額で、購入のハードルが高いということがありました。しかし、最近は様々なアグリゲートデータ等を総務省が公表していますし、サーベイデータも二次利用のために公開しているものもあります。分析ソフトについても、無料で分析できるソフトが色々と登場してきており(Rが有名ですね)、操作方法もインターネット上で公開されています。

自分の関心に基づいたRQ(リサーチクエスチョン)に基づいて、データを収集し、自分で分析してみると、かなりデータ分析ができるようになると思います。

(参考)政府の統計データ(e-stat)はこちらから!

様々な調査結果と解釈に触れる

データ分析ができるようになるということは、おそらく大半の人は「データ分析により得られた結果を活用できる」と考えていると思います。
つまり、データを分析し、その結果を解釈し、活用できるようになること、この一連の流れができるようになることです。
データを分析するというところまでは、色々な書籍で紹介されているのですが、解釈という点はなかなか難しく、トレーニングが必要です。
データ分析の結果を読み間違えると、活用できているとは言い難い状況になるからです。
この点はやはり「量」が重要です。
様々な分析結果と解釈に触れることが一番近道だと思います。
日々の勉強の中に、データの分析方法から一歩進んだ「調査結果と解釈に触れる」ということをプラスすると、本当の意味でデータ分析ができるようになると思います。

調査結果の解釈に関して、読みやすくて面白い書籍としては、下記のようなものがあります。

リサーチ・リテラシーのすすめ 「社会調査」のウソ (文春新書)

終わりに

今回は僕個人がデータ分析スキルを習得する中で重要だったなと思ったことを書いてみました。
もちろん、これ以外にも重要な要素はあると思いますが、データ分析ができるようにならないと悩んでいる方は、実践してみるのもよいかもしれません。

 

この記事を書いた人

田原 歩

最強の男

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