日本一の社会貢献企業へ!
CSV開発機構でプレゼンテーションを行いました
こんにちは。ライターの一杉です。
2017年5月30日、一般社団法人CSV開発機構の全体セッションで、我が社の事業や社会的取り組みをPRするために、プレゼンテーションを行いました。
今から5年前、2012年に策定した第7次中期経営計画の中で、「CSV」という概念を取り入れて経営を進めてきました。
この機構に加入したのは2016年12月、およそ半年前です。したがって、我が社は新参者です。
社員の間には「CSV」の考え方が浸透してきましたが、実感できない、見える化できていない、という課題を抱えていました。
そこで、この機構に加入して、我が社の事業が社会に貢献できていることの見える化と、世の中へのアピール、両方を進めていくことにしました。
「CSV」ってなに?
「CSV」は、Creating Shared Value の略です。
平たく言えば、社会貢献と利益創出を別々に行うのではなく、企業の事業展開を通じて両方実現していこうという考え方です。
ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が2011年に提唱しています。
我が社は、社会問題の解決と競争力の向上を両立させ、フィールドリサーチとソリューション機能の強化による『日本一の社会貢献企業』を目指してきました。
一般社団法人CSV開発機構は、次のような趣旨で2014年4月に設立されました。
CSVによる事業創造・社会課題の解決に向けて本格的な活動を推進するために発足した法人です。高齢化対応・地域の活性化などの社会課題、気候変動などの環境問題など、さまざまな社会・環境課題を抱える現代社会において、企業本来の事業展開力を活かした新しいビジネスモデルによって、より良い社会、持続可能な未来を創造していこうというCSVを事業化することを目的とし、その普及と推進に資するものです。
(一般社団法人CSV開発機構ホームページより引用)
現在、我が社を含めた会員企業29社が協力して取り組んでいるところです。
まずは我が社を知ってもらうところから
私たちはリサーチャーです。調査をして現状を把握し、課題を見つけて解決策を提案することを得意としています。
しかし、提案した事業を展開するリソース(資源)やノウハウが不足しています。そのため、連携による事業展開が欠かせません。
連携していくためには、まず我が社を知ってもらうことが必要です。今回のプレゼンテーションでは、我が社の5つの特徴を中心に事業紹介を行いました。
(我が社の5つの特徴)
①ISO20252(調査の国際規格)を取得し、国際標準に基づく調査が可能
②全国13の事務所に研究員が常駐し、地域密着型の事業を展開
③三宅島の噴火以来、継続して災害時の自主調査を実施し、有益な情報を提供
④都市・交通、世論・計画、マーケティング・リサーチという3つの分野で事業を展開
⑤年間約2,700件の案件を受託し、特に多くの自治体とつながりを保有
特に3つ目の災害時の自主調査については、阪神淡路大震災時に被災地の方々の「助けてくれ」という声がヘリコプターの音で聞こえないという現場の声を聴き、その情報を提供することで、今では報道機関のヘリコプターの規制が行われています。
このように、当社の調査結果は社会貢献につなげることができています。
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私たちと一緒に世の中を変えていきませんか
プレゼンテーションを終えた翌日、もっと詳しく話を聞きたいと早速連絡がありました。
これはうれしいことです。
私たちは現場での感覚を大事にしています。なぜなら、現状も課題も解決のヒントも現場にあるからです。
これからも様々な企業、団体、地域、大学、NPOなどの皆さんと一緒になって、社会課題、地域課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。私たちと一緒に世の中を変えていきませんか?
就職活動をされている皆さん、私たちの仲間になりませんか?
そして私たちと一緒に、いろいろな“フィールド”を駆けてみませんか?
この記事を書いた人
一杉 浩史経営企画部
専門はまちづくり。 自治基本条例や総合計画、地方創生総合戦略などの策定を支援。 何足のわらじを履いているか自分でもわからない(笑)。 この4月から東京暮らし。