科学でいじめのない世界を創る! いじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」記者発表会に行ってみた!

こんにちは、ライターの一杉です。
今回は、生まれて初めて記者発表会に行ってきましたので、その報告です。
4月から東京暮らしをしていますが、東京にいるとこういう機会にも巡り合うんですね。

場所は東京・千代田区の「IWA ACADEMY」。

このアカデミーは大リーグの岩隈投手が共同オーナーになって施設を監修しています。
趣旨に賛同してプロジェクトを立ち上げた岩隈投手も、この日の発表会に参加されました。

さて、内容は、いじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」です。

いじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」とは?

一般社団法人 IWA JAPAN、株式会社B-creative agency、公益社団法人子どもの発達科学研究所が立ち上げたプロジェクトです。

http://be-a-hero-project.com/(プロジェクトのHPリンク)

このプロジェクトは、「一人ひとりがHEROになる」「科学でいじめのない世界を創る」ことを目標に、全国でいじめ撲滅のためにさまざまな活動を展開しようとするものです。

キャッチフレーズは、「Be Brave, Be a Hero!(勇気を持ってヒーローになろう)」です。

HEROには、いじめ撲滅に向けた想いが込められています 。

ホームページによると、

H・・Help(ヒーローは、友達を助ける勇気、助けを求める勇気を持ちます。)
E・・Empathy(ヒーローは、弱者の気持ちに共感します。)
R・・Respect(ヒーローは、どんな相手も尊重します。)
O・・Open-mind(ヒーローは、心を開き、みんなを受け入れます。)(HPより)

とあります。

いじめとは何か、なぜいじめが起きるのか、効果的な対処方法などについて日本をはじめ欧米の研究機関で様々な研究が行われているそうです。
そうした研究成果や理論を科学的に計測し、その結果を反映させて、いじめのない世界を創 ろうとしています。

我々には何ができるか?

いじめられたこと、いじめたこと、見て見ぬふりをしたこと、皆さんどれかに当てはまりませんか?
学校で、部活動で、塾で、いじめは場所を選びません。
自分が当事者だった方、子どもが当事者になった方もあるでしょう。
大人になってからもいじめはあるようです。

自治体の計画策定業務を通じて、子どもたちの福祉や発達を支援してきましたが、
「子どもたち」として全体を一括りで見ることに慣れてしまっていたな、
一人の子どもに焦点をあてて見ることも大切だな、

と感じながら電車に揺られて帰ってきました。

このプロジェクトが目指す「一人ひとりがHEROになる」、「科学でいじめのない世界を創る」が成功すると良いですね。
大人になった我々には何ができるか、企業としてできることはないか、考えさせられる一日でした 。

まとめ

今回は、縁があって記者発表会に行ってきました。
囲み取材って、テレビではよく見ますが、本当に至近距離で行うんですね。現場で見ると迫力がありました。 

国は2013年に「いじめ防止対策推進法」を施行しています。
しかし、いじめの認知件数は減っていないようです。
いじめが予防できるとしたらスゴイことですね。
このプロジェクトが浸透して、多くの子どもが救われるよう願います。

 

この記事を書いた人

一杉 浩史経営企画部

専門はまちづくり。 自治基本条例や総合計画、地方創生総合戦略などの策定を支援。 何足のわらじを履いているか自分でもわからない(笑)。 この4月から東京暮らし。

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