「子どもの発達障害を考えるWebセミナー」を開催します!

2021.07.19

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SRC

こんにちは、ライターの山村です。
当社は、ホームページでも紹介しております通り、研究機関との連携による様々な「子どもの成長・発達を支えるソリューション」の提供をめざしています。

この度、「子どもの発達障害を考えるWebセミナー」を開催することとなりましたので、今回の記事はそのお知らせです。

「子どもの発達障害を考えるWebセミナー」を開催します!

発達障害があるお子さんへの支援は、保護者、家族、保育者などの周囲の気づきやアセスメントから始まります。どのような形で支援につなげることが理想的なのかを考えるためのWebセミナーを開催いたします。

詳細は以下の通りです。

■テーマ:
「発達障害の現状とアセスメントの重要性について ~自治体での取り組み事例より~」

■講師:
斉藤 まなぶ 氏(弘前大学大学院医学研究科 神経精神医学講座 准教授)

■日時:
令和3年8月25日(水) 15:30 ~ 17:00
Zoomによるオンラインセミナーです。(参加費無料)

当社は、発達障害のアセスメントのしくみとして、弘前大学との共同研究により「発達障害のアセスメント支援システム『ここあぽ』」を提供しています。
実は、この実現には、斉藤先生をはじめ、大学の先生方が自治体での取組みに実際に関わりながら、研究を重ねてこられたという背景があります。
今回のセミナーでは、そうした自治体での取組み事例もご紹介いただきます。

Zoomによるオンラインセミナーですので、お気軽にご参加いただければ幸いです。
(事前申込をお願いしております。詳細は当社ホームページでご確認いただけます。)

発達障害のアセスメント支援システム『ここあぽ』のご紹介

当社の「発達障害のアセスメント支援システム『ここあぽ』」については、以前に当メディアでもご紹介させていただいておりますが、あらためて少しだけご紹介させてください。
(以前の記事はこちらです:『発達障害の早期アセスメントとは?~早期アセスメント支援システム「ここあぽ」のご紹介〜』)

「ここあぽ」は、保護者と保育者(保育士や幼稚園教諭など)がWebアンケートにご回答いただいた結果から、お子さんの発達障害のリスクを評価するツールです。
評価のしくみとして、弘前大学の研究成果を実装しているのが「ここあぽ」の特徴です。

現在の「ここあぽ」は、5歳児(厳密には4歳半から5歳半まで)の利用を想定して作っています。
5歳での判断は遅いと考える方もいらっしゃいますが、5歳は就学前に診断する最後のチャンスであり、とても重要な時期といえます。
お子さんの発達の特性を把握した上で就学できるか否かは、本人のその後の学校生活に大きく影響してきます。

また、弘前大学で実施している5歳児健診で発達障害と診断されたお子さんの約半数は、3歳児健診では問題なかったという実績もあります。
つまり、5歳児時点でのアセスメントがなければ、発達障害特性を見つけることができないまま就学してしまう可能性が高いということです。
誰一人取り残さない(leave no one behindというSDGsの視点からも、発達障害の適切なアセスメントの実現は重要な課題といえるのではないでしょうか。

 「ここあぽ」は本当に良いしくみなので、様々な場面で多くの方々に利用していただきたいと思っています。
今回のセミナーでは、「ここあぽ」のメリットについてもご紹介できればと考えています。

 実際には、お子さんの発達障害に最初に気づくのは周囲の大人(保護者、家族、保育者など)であることが多いと思いますが、その段階で客観的かつ適切な知識で判断することは容易なことではありません。

精度の高いアセスメントツールによる客観的な視点も加えて早期支援を実現できれば、子ども自身が抱える“生きづらさ”を少しでも軽減できるのではないかと思っています。
そのためのセミナーですので、皆様のご参加をお待ちしております。

 セミナー参加の事前申込みについては、こちらからご確認ください!

 

この記事を書いた人

山村 靖彦

コラバド編集者。専門は社会福祉(社会福祉士)。 数多くの行政計画策定を支援してきた経験から、いろいろな提案をしていきたいと考えています。

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