2020年、どの記事が一番閲覧されている⁉ コラバドを振り返ってみた
こんにちは、ライターの田原です。
新年を迎えたと思いきや、もう2021年の最初の1月が終わってしまい、月日の流れの速さに驚きます。
ちょっと調べてみたところ、コラバドは2016年9月30日に最初の記事が公開されており、今度の9月で5周年を迎えます。最近始めたという感覚があったので、びっくりしています。
今年もコラバドをどんどん盛り上げるぞという思いを込めて、2020年に閲覧された記事トップ5を紹介しようと思います。
第5位:アンケート調査における良くない質問③~木を見て森を見ずの質問とは?~
閲覧数第5位は「アンケート調査における良くない質問③~木を見て森を見ずの質問とは?~」でした。
これは前の質問の内容がその後ろにある質問の回答に影響を与えるキャリーオーバー効果についての記事です。
キャリーオーバー効果は注意しなければならないのですが、注意しすぎると質問の順番に統一性が無くなる等、様々な問題が生じる可能性があるため、非常に難しいテーマです。
この記事ではプリテストの重要性にも言及していますね。
第4位:アンケート調査における良くない質問②~知らずにやってしまう誘導質問とは?~
閲覧数第4位は「アンケート調査における良くない質問②~知らずにやってしまう誘導質問とは?~」でした。
ハロー効果やイエステンデンシー等の誘導質問に関する記事ですね。
誘導質問は適切なデータを入手するためにはあってはいけないものです。
第5位に続いて、第4位も調査票設計に関する記事がランクインしてきました。
第3位:足して2で割るだけじゃない!? もうひとつの平均“相乗平均”を理解しよう!
第3位は「足して2で割るだけじゃない!? もうひとつの平均“相乗平均”を理解しよう!」でした。
平均値といえば、相加平均(数値を足して、足した個数で割るもの)が思いつきやすいですが、相加平均だけではなく、相乗平均もあるんだよというものです。
適切なデータを取ったとしても、計算方法を間違うと適切なアウトプットにならないため、こういった様々な計算方法を知ることは大切ですね。
ここでようやく調査票設計以外のものがランクインしました。
第2位:アンケート調査における良くない質問①~絶対にやってはいけないダブルバーレルとは?~
第2位は「アンケート調査における良くない質問①~絶対にやってはいけないダブルバーレルとは?~」でした。
ここでまた調査票設計に関する記事がランクインしました。
調査会社のオウンドメディアなので、当たり前と言われれば、それまでなのですが、調査票設計強いですね。
これは、アンケート調査で絶対にあってはいけないダブルバーレルに関する記事です。
何度もチェックやプリテストを行って、ダブルバーレルを調査票からなくしていきましょう。
そして第1位は?
第1位は「Excelだけでワードクラウドをつくってみた!」です。
この記事は2016年10月に公開されたコラバド黎明期の記事ですが(まだ5年経っていないので、今も黎明期かもしれませんが・・・)、未だに閲覧が結構ある記事で、コラバドの主要なコンテンツの一つとなっています。
統計データや文章中で出現頻度が高い単語を複数選び出し、その頻度に応じた大きさで自動的に図示する手法であるワードクラウドをExcelでやってみようという記事ですね。
適切にデータを収集し、適切に分析する、そしてその先にあるデータの見せ方に関するヒントとなる記事です。
きれいに視覚的にデータを表現するのは難しかったりするのですが、それが表計算ソフトであるExcelでできちゃうというのはすごいですね。
Excelの無限の可能性を感じた記事でした。
データビジュアライゼーションについての重要性はわりと前から話題になっていますので、僕もきちんとやらないといけないなと思いながらデータ分析の方が楽しいのでそっちばっかりやってしまいます。
僕もこの記事をもう一回読んで、データビジュアライゼーションについて勉強します。
終わりに
今回は2020年に閲覧数が多かった記事をランキング形式で紹介してみました。
調査票設計に関する記事は2018年、それ以外は2016年に公開されており、公開期間が長いものが比較的に上位に来ているのかなと思います。
調査票設計であったり、データの扱い方であったり、調査会社である当社らしい記事を多くの方にご覧いただけているという印象でした。
今後も、当社らしい情報を発信していきますので、引き続きご覧いただければ嬉しく思います。
注)なお、現在、2020年の閲覧が少なかったコンテンツを紹介する記事「2020年、あまり見られなかったけど、もっと見てもらいたい記事のご紹介」が公開中です。こちらもご覧ください。
この記事を書いた人

田原 歩
最強の男